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【猫目線の快適空間】猫のためのストレスのない環境とは?

こんにちは、カオリ(@Happy_PetLife)です。
猫を迎える時って、何が必要なんだろう・・・?
猫は上下運動をする動物なので、人間の目線とは全く異なる世界を生きています。

今回は、猫を初めて飼う方のために、猫にとっての快適空間、必要な環境についてお伝えしたいと思います。
これから猫を迎える方、既に飼っているけどこの場所なかった、という方は是非参考にして頂ければ嬉しいです^^

  • どんな環境が猫にとって快適なのか?
  • 猫を迎える時に必要な環境は?
  • 猫がストレスフリーに暮らせる条件

こんな人が書いてます→プロフィール

子猫を迎えた場合

子猫は生後3か月で、成猫と同じ身体能力をもつ

子猫だから、と侮ってはいけません。
生後たった3か月で、猫は飛んだり跳ねたり、高い所から落ちても体勢を変えて着地することができます。
子猫の場合やんちゃで家中をかけまわるので、危ない物は片付ける、登れなくするなど気をつけてあげてください。

もちろん大人の猫の場合でも、登ってほしくない場所には行けないようにするなど、工夫が必要です。

上下運動ができる場所

猫は上下運動をする高さが必要な動物です。
高い所から下を見下ろす事で、身の安全を守り自分を優位に立たせます。
ちなみに多頭飼育の場合、一番高い場所にいる猫が一番強い(ボス)猫だといわれています。

完全に人の手が届かない場所まで設置すると、いざという時(お出かけ、震災など)に捕まえようとするととても苦労するので注意が必要です。

ちなみに賃貸のマンションでも、キャットウォークを設置する事ができます。
ホームセンターなどで材料を購入してDIYすると、1万円かからないくらいで完成するのでおすすめです。

隠れる場所

基本的に体をおおえる位の狭くて暗い場所を好みます。
その子にとって危険のない安心できる場所を用意してあげましょう。

キャリーゲージを普段から常時置いて、出入りできるようにすると便利です。
キャリーが安心できる場所になると、キャリーを見ただけで逃げ出すことがなくなります。
更に移動の面、防災の面でも、キャリーは必ず用意した方が良いです。
キャリーの中でごはんを与えるようにすると慣れやすくなります

休けい場所

隠れる場所と同じでも良いですが、猫は日向ぼっこが好きなので、日当たりの良い休けい場所があると快適に過ごすことができます。
もしくは2段以上のゲージの上部にハンモックなどを設置しても利用してくれると思います。

ちなみに我が家のにゃんこは、夜になると自らハンモックに入って寝ています。
手作りハンモックですが、汚れたらまた百均の布を買い替えるだけで安いしとても便利ですよ。
猫用ハンモックの作り方↓↓

【安い・簡単・衛生的】猫のハンモックの作り方ほぼ100均でつくる、猫の手づくりハンモックについてお伝えしています。実際に我が家で使用しているものを写真でつくり方をご説明。取り換えも簡単なので、衛生的かつ時短です。タテの空間に猫ちゃんのベッドスペースを一ついかがでしょうか。...

好奇心を満たす、刺激できるもの

野生の猫は狩りに全てのエネルギーを使いますが、家の中にいる猫はその機会がないので退屈に感じでしまいます。
遊びはもちろんですが、爪とぎができるモノ・スペースを数か所用意したり、人や鳥が見える窓の外を眺めることができたり、たまにごはんを別の場所に置いてみたり、何か飽きさせない工夫があるとストレス解消になります。

トイレの数は猫の数+1個

猫はとても綺麗好きな動物です。トイレが汚れていると我慢してしまう事も。
排泄はどんな動物にとっても大事なことですが、特に猫は尿の病気、腎臓の病気が多いので気を付けましょう。
3日尿が出なかったら命に関わります。
1頭だけなら1個でも良いかもしれないですが、多頭で飼っている場合は、猫の頭数+1個は用意した方が良いです。
トイレを置く場所は、なるべく人通りが少ない静かな場所、誰にも邪魔されない場所に設置するようにします。

水飲み場の確保も大切です。
食事場所以外にも、通り道などにも水を置くようにしましょう。
ぬるい水、冷たい水、お風呂場の水、流れる水など猫によって好みが様々ですので、自身の猫ちゃんが好む水を用意してあげましょう。

猫によって、トイレの猫砂の好みは様々。基本的には、固まる砂の方が好みのようです。

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まとめ

今回は、猫ちゃんに必要な環境についてお伝えしました。

家の中の家具の配置等を少し工夫するだけでも、猫ちゃんにとって良い環境を簡単につくることができるので、是非お試しください^^

ちなみに、快適に暮らせる猫の数は、”猫が入っていい部屋-1匹”といわれています。
なので、もし2部屋の場合は1匹まで、3つ部屋があるお家の場合は2匹まで、ということです。
猫を飼いたい、もう一匹家族を増やしたい、と思っている方は、このルールを少し意識してみると良いかもしれません。

今回の記事で、快適ストレスフリーに過ごせる猫ちゃんが増えると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!


ABOUT ME
カオリ
北海道の動物病院に勤務する、動物看護師です。 犬、猫、動物を愛しています! ペットと飼い主さんの笑顔が増えるよう日々研鑽しています。 暮らしに役立つペット情報や犬猫の病気・フード・介護の事などをわかりやすくをモットーに発信しています。 ペットと一緒にハッピーライフを^^