歯みがきはできないけど、口を触る事はできる、という飼い主さんに是非おすすめしたいケアが、デンタルジェル・デンタルペーストを口内に塗るだけの簡単なデンタルケアです。
そして、うちの子は口も触れないしできないからいいや、と諦めるのはまだ早いです。
口を触るのを嫌がるわんちゃんねこちゃんのための練習方法もあわせてご紹介させて頂きますので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
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デンタルジェル・デンタルペーストの効果
デンタルジェルやデンタルぺーストの効果やメリットをご説明します。
- 歯垢歯石の蓄積、口臭を抑えることができる
- 子犬の頃からおやつ替わりに与える事ができる
- 美味しいので楽しく歯みがきの練習ができる
- 歯肉に塗る、舐めるだけでOKですすぎ不要
- しつけのご褒美に使える
使用方法:歯ブラシやガーゼにつける、歯に塗る、指につけて舐めさせる
種類がたくさんあるので、飼い犬飼い猫の味の好みや、香りなどで選ぶのが良いかなと思います。
病院ではチキン系が人気です。
コングのような中に空洞のあるおもちゃの中にペーストを塗り、舐めて遊ばせるのもおすすめです↓↓↓
おすすめのデンタルジェル・ペースト
実際に動物病院で取り扱っている歯みがきジェル、ペーストを2つご紹介します。
どちらもデンタルブラシを使用してで歯みがきができるとさらにデンタルケア効果アップです。
ビルバック CET歯みがきペースト
犬猫の歯科商品で有名なビルバックの歯みがきペースト。指につけて舐めさせるだけでも効果あり。
中でもチキン味は大人気商品です。
<商品紹介>
2種類の酵素配合。1日に何度も使ってOKです。おやつ替わりにいかがでしょう。4種類のフレーバーが使い分けに便利です。
味 | 使用感 |
---|---|
チキン | 猫ちゃんにも1番人気 |
バニラミント | 口臭の気になるシニアに 食物アレルギーのある子 |
モルト | 甘くてピーナッツバター、クッキーのような味 |
シーフード | サーモン風味 サラリとした触感 |
LIONベッツドクタースペック デンタルジェル
超有名メーカーが作る動物病院専用に作られたデンタルケア商品です。
歯肉に塗るだけで口内環境を改善。
ジェルの方がサラリとした触感で、嫌がる子や猫ちゃんはジェルの方が扱いやすいかなと思います。
<商品紹介>
歯周病菌への抗菌作用のあるポリフェノール配合。口内に長くとどまり、使いやすいジェルタイプ。
味 | 使用感 |
---|---|
ローストチキン | 味がおいしい大人気商品 |
フレッシュリーフ | 口臭が気になるシニア犬猫に |
グリーンアップル | リンゴの良い香りのするジェル |
歯みがきの練習はいつから?
子犬、子猫の場合は生後3か月頃から口を触る練習を行うようにします。
初めからブラシを使った歯みがきはNGです。
子犬の頃から練習すると習慣化しやすいですが、成犬成猫になってからも、ご褒美を使用しながらより慎重に練習することで、口を触ったり、歯みがきができるようになります。
歯垢や歯石がついていたり、歯周病になっている子に歯磨きをしようとすると出血してしまったり、歯ぐきを痛めてしまうので、その場合は動物病院で診てもらいましょう
お口を触る練習方法
口を触ることができると、歯みがき以外にも口腔内の病気の早期発見などにとても役立ちます。
是非、口を触れるようになるトレーニングを行ってあげてください。
ステップ1:口の周り、鼻先を触ってみる
- やさしく撫でながら、声をかけてあげる
- 細かくしたご褒美(おやつ)を用意する
- ご褒美に集中できる子は、反対側の手で鼻先をやさしく包み込む
ステップ2:唇をめくる練習をしてみる
- 慣れてきたら、鼻先を持った手で唇を少しめくってみる
- 唇をめくることに慣れてきたら、より大きく長い間唇がめくれるように練習する
- 長い時間できるようになれば、さらに奥の歯がみられるように練習する
ステップ3:お口の中に指を入れてみる
- デンタルジェル(ペースト)を指先につけて、唇をめくって少しだけ歯茎に塗ってみる(一瞬でOK)
- 指を入れても特に抵抗がない場合、指で磨く時間を長くする
まとめ
今回は、犬猫の歯みがき粉(デンタルジェル)について、犬猫のお口に触る練習方法についてお伝えしました。
デンタルケアで重要なポイントは、
- ほめること
- しからないこと
- ご褒美をつかうこと
- 一緒に楽しむこと
焦らず少しずつステップアップしていくことを目指しましょう。
おいしいジェルを使用することで、口腔内の衛生的に保つのはもちろん、歯みがきを好きになってくれるきっかけにもなります。
ジェルや歯ブラシを用意すると喜んで来てくれると飼い主さんも嬉しいですよね。
是非、ジェルを使用して歯みがき練習を行ってみてください^^
どうしても嫌がる子には無理をせず、ここまでならできる、というその子の許容範囲を見極めることも大切です。
口を触ることが性格的に難しい子は、指にとって舐めさせるだけでもOKです。
以前ご紹介したガムやサプリを試してみても良いかと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
