磨いたら捨てるだけ、歯みがきガムやジェルより効果があるのにとても簡単にお口のケアができるデンタルシート磨きのご紹介です。
どんな感じで磨けば良い?どんなシートを選んだら良い?こんな疑問にお答えしています。
口を触ることができるワンちゃんネコちゃんへ、さらにステップアップしたデンタルケアになります。
歯ブラシを咬んでしまって上手く磨けない、歯ブラシはどうしても嫌がる、そんな犬猫におすすめです。
START デンタルガムの選び方&与えるだけの簡単ケア
STEP1 デンタルジェルでお口を触る練習
STEP2 ガーゼでこすりみがき
GOAL ブラシを使った歯みがき
犬猫の口腔の病気で多いのが歯周病。酷くなると口が痛くて食べ物が食べられない、なんてことも。
歯周病が酷くならないよう、日常のケアが大切です。
★歯周病について別記事にて詳しくお伝えしています↓↓↓

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シートを使った歯みがき方法
シートやガーゼを使用した歯みがき方法をご紹介します。
使用する際は、咬まれないよう、誤って飲み込んでしまわないよう気を付けておこなうようにしましょう。
できるだけシート磨きは毎日行うようにします。
ステップ1:シートを指にまきつける
- 濡らしたガーゼ、もしくはデンタルシートを指にまきつける
- ジェルをつけると歯みがき効果up

ステップ2:歯や歯ぐきに優しくタッチする
- 唇をめくって、歯や歯ぐきにタッチする
- 2~3秒触る事を繰り返す

ステップ3:指で歯を優しくこする
- シートを巻いた指で、初めは前歯から軽くこする
- 少しずつ奥歯のほうへ移動して、1本ずつくるくるみがく
- 上手にできるようになったら、歯の裏側も同じように1本ずつみがく
まだ慣れていなくて、シートで口の中全てをみがくのが難しい場合は、3日位かけて徐々に行うと良いでしょう。
例)今日は右側だけ、翌日は左側、3日目は裏側など。
おすすめデンタルシート
濡らしたガーゼを使用しても良いですが、毎回洗って使うのも面倒・・・そんな方におすすめなのが、使い捨てでかつ衛生的なデンタルシートです。
30枚入りなので1日1枚とすると約1か月分です。
ベッツドクタースペック デンタルシート犬猫用
実際に、歯石取り後にデンタルシートを2か月続けてみた結果・・・
歯石取りの後、何もしなければ2か月後には、歯石取り前とほぼ同じような状態に戻ってしまいます。
お口がキレイになった、その後のケアがとても大切です。

M・ダックス 12歳 ♀
【歯石取り直後の写真】
歯石取り後、
- デンタルシート磨き(毎日)
- 歯の療法食t/d(おやつ替わりに毎日5粒)
- デンタルサプリ(毎日1粒)
上記のデンタルケアを行いました。
2か月後・・・・


歯石取りを行って2か月後の口腔内です。
歯垢もほとんどなく、キレイな状態が続いています!
写真のダックスちゃんは元々シート磨きに慣れている子なので、しっかり磨かせてくれたのも良かったポイントかなと思います。
効果があると嬉しくてその後のモチベーションにも繋がりますね^^
まとめ
歯垢は犬の場合3日、猫は7日で歯石になります。
毎日のシート磨きが大変な時は、1日目ガム、2日目ジェルだけ、3日目シート、など日によって使い分けるのも良いかと思います。
ちなみに普段デンタルケアを行っている今回の写真のダックスちゃんは、12歳で歯石を取った時は抜歯0で済みました^^
デンタルシートやガーゼでケアを行う事が出来たら、歯ブラシまでは”あと一歩”です。
次回歯ブラシを使用した歯みがきをご紹介します^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!