以前、太っている犬猫のための、ダイエット専用フードをブログでご紹介しました。
その際にご紹介したフードは全てドライフードだったので、今回は
- ドライフードを食べない
- おやつしか食べない
- おいしい物を混ぜないと食べない
こんな味にこだわりがあるメタボなワンちゃん猫ちゃんのための、ダイエット方法をご説明。
こんな人が書いてます→プロフィール
- ダイエット専用のウェットフードを与える
- ウェットフードをローテーションする
- 今食べている物の量を2~3割減らす
- ドライフードにウェットフードを混ぜる(トッピング)
今回は、ダイエット専用ウェットフードの療法食をご紹介します!

ドライフード・ウェットフードのメリットとは?
ドライフード | ウェットフード |
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開封後の消費期限が長い 種類がたくさんある 低コスト 歯垢が付着しにくい | 水分量が多い 嗜好性が高い(=おいしい) 低カロリー ゆっくり消化されるので、満腹感持続 |
*ドライフードは1か月位で食べきれる規格を購入するのがベストだといわれています。
ウェットフードはコスト面で大変かもしれないので、ドライフードを食べない子は、一定期間ウェットフードを続けた後、
- ふやかした(ササミの煮汁などでふやかすと嗜好性up)ドライフードを少しずつウェットフードに混ぜてみる
- ウェットフードの横にドライフードを少量おいてみる
など試してみると、意外と食べてくれるケースがあります。
スペシフィック(CRW-1)(FRW)
北欧生まれの自然派ヘルスフード。高濃度のオメガ3脂肪酸を含有。
栄養特性・コンセプト:低脂肪・高繊維フード。EPA/DHA配合で関節や皮膚、被毛のケアも。
糖尿病や高脂血症、下痢や便秘にも使用可能。
規格が小さいので、超小型犬やトッピングに使用するのにおすすめです。
主原料:豚肉、トウモロコシ、魚類
カロリー:66kcal/100g
規格:100g/300g
主原料:豚肉、魚類、トウモロコシ
カロリー:71kcal/100g
規格:100g
ロイヤルカナン(犬-満腹感サポート缶)(猫-満腹感サポートパウチ)
高食物繊維で減量中のおねだり頻度を軽減。
栄養特性・コンセプト:健康的な減量とリバウンドに配慮。超低カロリーなので、たくさん食べたい子向け。
猫の満腹感サポートパウチは、動物病院でのみ購入が可能です。試してみたい方は、かかりつけの動物病院へ。
主原料:豚肉、鶏肉、コーンフラワー
カロリー:62kcal/100g
規格:200g
主原料:鶏肉、豚肉、米粉
カロリー:66kcal/100g
規格:85g
メタボリックスチキン&野菜入りシチュー缶(犬)(猫)
ヒルズのシチュー缶シリーズは嗜好性が高くおすすめの商品ですが、現在(2021/06/11)コロナウイルス感染症の影響で購入が難し状況が続いています。
供給が安定したら、ご紹介させて頂きます。
おまけ(アペタイトコントロール)

ダイエット療法食ではありませんが、ロイヤルカナンのアペタイト コントロール (おねだりの多い猫専用フード 成猫用)も低カロリーでおすすめです。(74kcal/100g)
90%以上の飼い主が4週間以内に猫のおねだりが軽減したと実感(ロイカナ調べ)
アペタイト=食欲
まとめ
ドライフードを食べないので、おやつや人間の食べ物を食べて暮らしている子、意外と多いんです。
”手作り食”を与えるのも良いと思いますが、栄養のバランスを考えて毎日つくるのも大変です。
栄養が偏ってしまうと、肥満や病気になってしまう確率が高くなります。
最近は味の美味しいダイエット食も増えているので、おやつや人間の食べ物ではなく、栄養バランスが整えられた『総合栄養食』や『療法食』を与えるようにしましょう。
減量成功後は、療法食から市販のフード(総合栄養食)に戻してもOKですが、与える量にはご注意ください。
やはり減量用と比べるとカロリーが高いので、同じ量を与えているとまた体重が増えてしまう可能性があります。
購入の際はカロリー表示を確認して、適切な量を与えるようにお願いします。
今回はドライフードを食べない犬猫のために、ダイエット専用ウェットフードをご紹介しました。
是非、試していただければと思います。
今回の記事がダイエットでお困りの飼い主さんの手助けになれば嬉しいです^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!