こんにちはカオリです。
前回は、犬猫のダイエットの方法とコツについてお伝えしました。
人のダイエットでもそうですが、方法がわかっていても中々うまくいかないことってありますよね。
今回は
愛犬、愛猫のダイエットができない、うまくいかない、痩せない
こんなお悩みをお持ちの飼い主さんへ向けて、ダイエットがうまくいかない3つの要因とそれぞれの解決策について具体的に解説します。
今回お伝えする解決策と、前回の減量方法をあわせることで確実にダイエットの成功率がアップ↑↑しますので、是非参考にして頂ければ嬉しいです。

こんな人が書いてます→プロフィール
- 飼い主の要因:モチベーションが維持できない
- 家族の要因:おやつ・トッピングを与えてしまう、給与量が正確じゃない
- ペット側の要因:好き嫌いが激しい、多頭飼育で管理が難しい
具体的に解決方法をお伝えします!
要因①飼い主さん
考えられる要因が、
- モチベーションが維持できない
- 習慣を変えることがストレス
- 成果が見えない
- ダイエットがかわいそうに感じる
これらの解決策をお伝えします。
- おやつ1種類だけをやめてみる、トッピングをやめてみるなどやれることから始める
- ダイエットを始める前の写真を撮り、成果を実感する
- 1週間に1~2%が理想的な減量スピードなので、あまり減らなくても焦らない
- 病気のリスク、愛犬愛猫のQOL(生活の質)、寿命を考える
減量のスピードは個体差があったり、体重が減らない停滞期が必ずあります。
小さな増減を繰り返して成功することがほとんどです。
要因②ご家族
よくあるのが、
- ご家族の誰かがおやつやトッピングを与えてしまう
- 給与量が正確じゃない(与える人が一人ではない)
という問題です。
特にあるあるなのが、”お父さん”が自分も食べている時に横にいるペットに与えてしまうパターンです。
お散歩途中にご近所の方が与えてしまう状況もたまにありますね^^;
(その場合はダイエット中だとはっきり伝えるのがベストです)
- どんなおやつ(トッピング)を与えているか紙に全て書きだし、減らせるものを考える
- 計りを使用して、グラムでの計測をする(計りがない場合は軽量カップを使用する)
- 一日に与える量(フード・おやつ共に)をビンなどの容器に入れて、1か所にまとめて管理する
- おやつを与えたがる人に、ごはん係を任せる
おやつボックスをつくるのがおすすめです。
一日に与えていい量を正確にする事で、おやつを与える時は必ずボックスから出して与えるようにして必要以上の量を与えることを防ぎます。
要因③ペット
- 多頭飼育でフードを分けることができない
- 与える場所を分ける(別の部屋で与える、ゲージ、段ボールなどを使用)
- 食べ残しは片付ける(置きエサはしないようにする)
- 1頭がお散歩に行っている間に家に残ったペットに与える
- 好き嫌いがあり、決まったもの、おいしいものしか食べない
- 現在与えているフード量を2~3割減らすことで、フードを変えずにダイエットする
- ダイエットフードをローテーションして飽きさせないようにする
- ダイエットフードに低カロリーのおやつ(野菜や缶詰など)をトッピングとして混ぜる
たまにペットフードは食べないので食事はおやつ(ジャーキーなど)のみで生活をしているわんちゃんがいますが、栄養が偏ってしまうのでなるべく総合栄養食のドライフードや缶詰を与えるようにしてください。
最終的には飼い主さんとわんちゃんとの根比べになるので、かわいそうに思ってしまうかもしれませんが、心をオニにして負けないようにします^^;
最初は食べなくても、何も与えなかったらお腹がすいてしょうがなく食べはじめる事がほとんどです。
(※病気の場合を除く)
ちなみに、きゅうりや白菜、大根などは低カロリーなのでトッピングするのにおすすめです。
(与える量は一日必要カロリー量の10%まで)
缶詰も半分は水分なので、たくさん食べたい子はかさ増しに良いです。
(選ぶ際は低カロリーなものを)
まとめ
急激なダイエットは体に悪い影響を及ぼすことがあるので、ペットの調子をみながら減量をおこなうようにしましょう。
適度な運動も必要ですが、歩くと関節や腰に負担がかかるメタボさんは、動物病院へ相談してその時の状態にあったアドバイスを受けるのが良いと思います。
もしダイエットでお困りのことがありましたら、問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください^^
最後まで読んでくださりありがとうございました!