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【食べない・・・】犬猫にごはんを食べてもらう6つの方法

ペットを飼っていると、フードを変えたり、元々食が細かったり、食欲がなかったりとフードを食べてくれない状況が(特に病気や高齢の)あるかと思います。
愛犬、愛猫がごはんを食べないと不安や心配になりますよね。

今回は、

  • フードを変えると食べてくれない
  • 食が細い
  • 食欲がない

こんな問題にお困りの飼い主さんへ向けて、食べてもらうためのフードの工夫をお伝えします。

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食べてもらうための6つの方法

  1. 体温くらい温める
  2. 手から与える
  3. ドライフードをふやかす、ウェットフードを混ぜる
  4. 好物を少しだけ混ぜる
  5. ごはん前に散歩をする、遊ばせる
  6. 香りづけをする

体温くらい温める

レンジで温めます。与える前には必ずフードを触ってみて、熱すぎないか確認をお願いします。
熱すぎると火傷をしてしまうので注意が必要です。
大体40℃くらい、人肌より少し温かい位が丁度良いといわれています。

手やスプーンから与える

安心感や、かまってもらえているという喜びから食べる子がいます。
特に高齢の子は手で与えると食べる事が多いです。
スプーンで与える場合は、食器(金属)×スプーン(金属)はNGです。
金属音に驚く事があるので使用しないようにしましょう。シリコンスプーンがおすすめです。

ドライフードをふやかす、ウェットフードを与える

犬の場合、ぬるま湯でふやかしたら食べる子がいます。
ふやかし具合も、やわらかくなって完全にふやけている状態が好きな子、少し固めな状態が好きな子など様々なので、その子の好みのふやかし具合を色々試してみると良いでしょう。
安価なフードや半生(セミモイスト)のフードはふやかすことができないため、ふやかしには不向きです。

ウェットフードを好む犬猫も多いです。
スプーン1~2杯くらいをドライフードに混ぜて少し香りを付けるだけで食べてくれる子がいます。

好物を少しだけ混ぜる

ドライフードをメインに、好きな物(おやつなど)を少しだけ混ぜるのも良いと思います。
その場合、量は1日に必要な量の1割程度が目安です。

病気のある子は、獣医師に相談の上与えるようにお願いします。

ごはん前に散歩をする、遊ばせる

運動をすることで食欲をアップさせます。

香りづけをする

だしパック(鰹節やにぼしをいれて中身が出ないようにする)をフードの袋内に入れ香りだけを移したり、以前食べていたフードのパッケージ(空の袋)に新しい入れてフードのにおいを移すなど。

フードの保存方法とポイント

  1. ドライ製品は1か月で食べきれる位のサイズが理想
    • 床など湿気の多い場所には保管しないようにしましょう。
  2. ウェット製品は開缶後、保存は1~3日以内で使い切る
    • 保存する場合はガラス容器などに移し替え、密封し冷蔵保存します。
    • お皿に盛りつけたフードは長時間(半日が目安)放置しないようにしてください。

食欲がなく2,3日で缶詰を食べきれない子は、缶詰の中身を缶を開けた時に小分けして、冷凍するのも私は良いかと思います。
療法食(病気の子用の特別フード)などは値段が高いものも多く、捨てるのはもったいないですよね^^;
(*フードメーカーは冷凍は推奨していませんので注意です)

まとめ

今回は、フードを食べてくれない子に向けて様々なフードの工夫の方法についてお伝えしました。

私も実際、膵炎のMダックスを過去に飼っていて、食事制限をする上に食欲がなく、ごはんを少しでも食べさせようと本当に苦労しました。
なのでフードを食べてくれないもどかしさはとてもよくわかります。
今回の内容が、『食べない』ことにお困りの飼い主さんに少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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カオリ
北海道の動物病院に勤務する、動物看護師です。 犬、猫、動物を愛しています! ペットと飼い主さんの笑顔が増えるよう日々研鑽しています。 暮らしに役立つペット情報や犬猫の病気・フード・介護の事などをわかりやすくをモットーに発信しています。 ペットと一緒にハッピーライフを^^