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しつけ

【しつけの基礎】犬の『まて』のトレーニング法

こんにちはカオリです。
『おすわり』の次に教えるトレーニングは、『まて』になります。
『まて』もまた、『おすわり』同様しつけの基礎になる部分です。

今回は、

『まて』ってどうやって教えたらいいの?

こんな疑問をお持ちの飼い主さんへ向けて、『まて』のトレーニング法をお伝えします!

こんな人が書いてます→プロフィール

まだ『おすわり』ができていないワンちゃんは、まず先に『おすわり』ができるように練習しましょう。
おすわりのトレーニング法↓

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『まて』ってどんな状況?

  • そのままの姿勢でいること
  • 自分の感情をコントロールさせるために使うコマンド

トレーニング法(難易度:★★)

『まて』の教え方
  1. 『おすわり』をさせる
  2. フード(おやつ)を持つ手とは反対の手で、手のひらを犬の前に突き出すようにして(その際フードは隠して)、「マテ」の声かけ
  3. 頭の中で1秒カウントしたらすぐにフードを与える
  4. 徐々に時間を長くしていく
  5. 徐々に距離を伸ばしていく

応用編

『まて』は吠えのコントロールをする時に使用することもできます。
子犬の時期(生後8か月位まで)に以下のトレーニングを行う事で、”飼い主不在時の吠え”対策をすることができます。

飼い主がいない不安からの”吠え”対策
  1. 『まて』をして姿を隠す(扉の前で行うのが効果的)
  2. 飼い主が離れる(数秒~徐々に長い時間)
  3. 飼い主が戻ってから「よし!(えらい!)」と伝えてフードを与える

本当に出かける時と同様の服装、動作、持ち物で行うのがポイントです。

まとめ

今回は『まて』のトレーニング法をお伝えしました。
『おすわり』よりは少し難易度が上がり、覚えるのに時間がかかるかもしれませんが、続けて練習すれば必ずできるようになります。
『おすわり』同様、『まて』も覚えてくれたら吠えや攻撃行動など、様々な問題行動に対応できるようになります。
将来的にとても役立つしつけになりますので、根気よくトレーニングしましょう。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!

ABOUT ME
カオリ
北海道の動物病院に勤務する、動物看護師です。 犬、猫、動物を愛しています! ペットと飼い主さんの笑顔が増えるよう日々研鑽しています。 暮らしに役立つペット情報や犬猫の病気・フード・介護の事などをわかりやすくをモットーに発信しています。 ペットと一緒にハッピーライフを^^